弁理士予備校のSTUDYingについ徹底解説


弁理士試験と予備校選びのポイント
弁理士試験は専門性が非常に高く、かつ試験範囲も非常に広範なため、効率よく学習を進める必要があります。そのため、多くの受験生が予備校を活用して体系的に知識を身につけています。しかし、どの予備校を選ぶかで合否が大きく左右されることも珍しくありません。
近年は、オンライン型の学習サービスが充実しており、通学型と同等またはそれ以上の成果を上げる受験生も増えています。その中でも特に注目されているのが「STUDYing」(以下、スタディング)」です。本記事では、スタディングの特徴、コース、費用などを詳しく解説しますので、予備校選びの参考にしていただければと思います。
STUDYing(スタディング)とは?
スタディングは、株式会社KIYOラーニングが提供するオンライン学習サービスで、弁理士をはじめとした資格試験に特化した講座を展開しています。通学不要で、スマートフォンやPCがあればどこでも学習できるのが最大の魅力です。
「スキマ時間で合格を目指せる」ことをコンセプトに、多忙な社会人や学生でも取り組みやすい学習環境を整えているのが特徴です。特に近年は受講者数・合格者数も増加傾向にあり、信頼度も高まっています。
STUDYingが選ばれる5つの理由【POINT解説】
- 特徴①:オンライン特化&「スキマ時間」対応型による圧倒的な学習効率
短時間でも学習を積み重ねやすく、講義も10分〜15分の動画に分割されているため、通勤中や移動中でもスマートフォンやタブレット、PCを使って「スキマ時間」を活用して学習できます。講義は1.5倍速や2倍速での再生も可能なため、効率的に学習可能です。
- 特徴②:初心者にもわかりやすい動画・音声講義
法律の知識がない初学者でも理解しやすいよう、図や具体例を用いたわかりやすい講義が提供されています。倍速再生や音声講義も利用でき、復習にも便利です。
- 特徴③:業界最安水準の圧倒的コスパ!
スタディングの弁理士講座は、業界内でも非常にリーズナブルな価格設定となっています。経済的な負担を抑えながら、質の高い学習ができます。
- 特徴④:AIを活用した学習サポート機能
AIを活用した「AI学習プラン」や「AI問題復習」機能があり、日々の進捗を確認しながら計画的に学習を進めることができます。
- 特徴⑤:豊富なオンライン教材と学習サポート
スマート問題集やセレクト過去問集、WEBテキスト、マイノート機能など、オンライン学習をサポートする豊富な教材と機能が充実しています。これらの機能を活用することで、学習の効率を高めることができます。
どんな人が向いている?おすすめの受験生のタイプは?
スタディングは、自己管理ができ、スマホを活用した学習に抵抗のない方に特に向いています。特に、日々の仕事や家事でまとまった時間が取れない社会人にとって、「スキマ時間の積み上げ」が合格への大きな武器になります。
一方で、講師と直接やり取りしたい方や、対面でのモチベーション維持を重視する方には少々向かない場合もあります。とはいえ、「学習Q&Aサービス」等で講師に質問することは可能ですし、学習進捗確認もあるため、最低限のサポートは担保されています。
コース・カリキュラムの詳細
- 基礎・短答・論文総合コース
弁理士試験の全体像をカバーする「総合コース」を基本に、短答対策、論文対策、口述試験対策などが段階的に用意されています。入門から応用まで一貫した流れで学習できるため、初学者にも安心です。ただし、こちらのコースには論文添削などのサービスは付帯していませんのでご注意ください。
- 基礎・短答合格コース
まずは短答式試験の合格を目指すことに特化したコースです。論文対策はご自身で実施される方や、複数年かけて弁理士試験全体を突破することを狙う方で、まずは短答式試験を突破したい受験生にとって選択肢のひとつとなるでしょう。
スタディングのカリキュラムの最大の特徴は、各単元が短時間で区切られ、一度に負担のかからない設計であることです。また、オンライン特化型であるが故にアウトプットの機会が限られる懸念を抱くかもしれませんが、スマート問題集、セレクト過去問集を活用したアウトプットにもしっかり対応しています。
教材と講師のクオリティ
スタディングの教材は、オンライン専用に最適化されたデジタル教材です。スマホやタブレットでの閲覧に最適化されており、マーカー機能やメモ機能も活用できます。重要ポイントがコンパクトに整理されているため、学習効率も抜群です。
講師陣には、実務経験豊富で大手予備校出身の指導実績のある講師が在籍しており、理解重視の講義が展開されます。法律や技術に不慣れな受験生にも配慮した丁寧な解説で、安心して学び進められるのが特徴です。
講座費用とコスパの実態
スタディング弁理士講座は、業界水準と比較しても非常にリーズナブルです。たとえば「2026年度合格目標 基礎・短答・論文・総合コース」は税込10万円程度の価格帯から受講可能で、他校の半額以下の価格設定です。「2026年度合格目標 基礎・短答合格コース」では、税込み8万円ですので非常に安価といえるでしょう。
それにもかかわらず、内容は充実しており、コストパフォーマンスに非常に優れています。さらに、分割払いにも対応しているため、負担を分散させることも可能です。
また、講師による1対1の「論文添削・個別指導」が受けられるサービスも2024年2月5日より始まっています。全てのオンライン対策講座と質問サービス、「論文添削・個別指導」までをフルパッケージしたコースで税込で272,000円となっており、様々なオプションを付けることで必要な費用は増えてしまいますが、ご自身に必要な講座のみを適時に選択できることが圧倒的コスパの高さに結び付いています。
受講前に知っておくべき注意点
スタディングは完全オンラインであるため、モチベーションの維持やスケジューリングが自分次第である点に注意が必要です。対面講座のように「強制的な拘束力」がないため、学習の習慣化が鍵になります。
また、講師への質問は主にフォームを通じて行い、チケットを購入して実施するスタイルとなっており、即時の双方向コミュニケーションは難しい点と、チケットを使い切った場合は、追加の費用が掛かる可能性も理解しておく必要があります。自己学習に慣れている方であれば問題はありませんが、他人と学ぶことで刺激を得たいタイプの方にはやや不向きかもしれません。
なお、質問サービスのチケットは、合格コース・総合コースともに最初から30枚がついています。
まとめ:スタディングで合格への一歩を踏み出そう
スタディングは、時間の制約がある中でも「効率よく・低コストで・着実に」弁理士試験合格を目指せる現代的な予備校です。オンライン学習のメリットを最大限に活かし、学習時間の最適化を図れる環境は、忙しい社会人や学生にとって非常に魅力的です。
これから予備校選びを検討している方にとって、スタディングは「今の生活を変えずに合格を狙う」最良の選択肢の一つです。無料お試し講座やガイドブックも提供されているので、まずは試してみることで、自分に合っているかを見極める第一歩を踏み出してみてください。
